こんにちは、スタッフNです!
今回は、今月26日から台湾で開催されているこちらのイベントについてご紹介させてください!
実はこのアートイベントへ出展されているAKI INOMATA氏の作品「やどかりに『やど』をわたしてみる」のaquarium設置と継続的なメンテナンスサポートの技術者として、urocoも関わらせていただいています!
日本にいながら台湾に展示協力?と思われるかもしれませんが、会期前から、スタッフNが見ていただけでも相当な電話やZOOMなど遠隔でのこまめのやりとりをしていました。
AKI INOMATA氏の代表作「やどかりに『やど』をわたしてみる」は、やどかりが成長のたびに新しい貝殻を探して住み替える習性に着目した作品です。
作家は3Dプリンターを使い、人間の建築をモチーフにした“やど”をつくり、やどかりに差し出しました。
洋館や高層ビルなどを背負って歩く姿は、思わずみていてほっこりする一方で、自然と人間社会が交わる瞬間を鮮やかに映し出しています。
小さな生き物の選択という行為の中に、環境やアイデンティティ、共生といった大きなテーマが重なり合い、「住むこと」や「生きること」の意味をあらためて考えさせてくれる展示です。
(GPTさんありがとう)
実はこちらの展示、2022年に金沢21世紀美術館で行われた際にもurocoが展示協力で入らせていただいたとのこと。
すでに作品の趣旨や生き物たちの生態を理解して、作家さんの意図を汲んだ経験があるからこその直接オファーだったそう。
今回は海外での展示ということで言葉の壁だけでなく展示に向けての姿勢、生き物に対するリスペクトなどといった価値観の面でも、作家さんと共に頭を悩ませていた様子。
アートに疎いスタッフNですが、活動の裏側を知るとぐっと興味が湧いてきます。
展示は10/26まで行われているそうです。台湾へ行かれるご予定のある方や現地に友達がいらっしゃる方はぜひこの機会にご覧になってみてくださいね!
スタッフNでした!